対戦相手に対応し続ける力がないと、、、
拷問のように、同じ相手に負け続けます。
ゲームであったり、勉強においてのテストの場合、
人間が予め回答を作り、用意することではじめて
成り立ちます。
つまり、答えは最初から決まっているのです。
コンピューター(AIを除く)であろうと、テスト
だろうと、答えが決まっているのだから、その
パターンを覚えてしまえば、対処は簡単です。
しかしながら、テニスの試合の場合、対戦するのは
人間です。
それ故に、ただのパターン対応を丸暗記しただけでは
対処が困難になってしまうのです。
私自身、数多くのスポーツを見てきましたが、テニス
という競技が、最も数多くの事に対処しなければならない
過酷さを持ち合わせた競技だと感じています。
・環境の変化
・ボールの球種や速度による変化
・各ショットの豊富な種類
・置かれたシチュエーションへの対応
・豊富な運動量
・1試合における試合時間
など、全ての状況への対応を、基本的には1人で
最初から最後までやりきらなくてはなりません。
相手のレベルが高くなければ、ワンパターンでも
勝つことは出来るでしょう。
しかしながら、全国上位陣であったり、プロ選手にも
なってくると、一筋縄ではいきません。
それは、何故なのか?
上記でも簡単に説明した通り、
相手の状況を判断して、何度もプレーを変化させるから
です。
要するに、
これをすれば、必ず相手に勝てるという正解がない
のです。
テニスは、ミスをしなければ勝てるスポーツでは
あるものの、相手に決めきられてしまえば、ミスを
しなくても勝つことは不可能です。
よって、テニスゲームというのは、
・相手のミスを誘うプレーをしていくのか?
=相手よりもミスを少なくして、勝利を勝ち取るのか?
もしくは、
・相手よりもポイントを数多く取るプレーをするのか?
=相手のミスよりも自分が決めきる回数を増やすように
プレーをしていくのか?
のどちらかか、両方です。
これらを強い選手ほど試合中に感じ取り、自分を上手く
変化させることで、相手の調子を崩して勝つのです。
テニスの試合で0-6、0-5のマッチポイントのような
状況から試合を一気にひっくり返したなんてことは、
よくある話です。
だからこそ、これまでのように、
・自己分析をして、傾向と対策
(自己把握&これから何をすべきかの理解)
・しっかり試合中に自分をコントロールして、練習通りの
プレーをする
だけでは、全国の壁を超えることは出来ません。
相手の変化に対しても、他者把握しつつ、他者分析
しながら、自分の状態も把握しつつ、自己分析まで
しながら、修正や改善を繰り返していきます。
分かってても出来ない、、、ではなく、分かった上で、
実行する力も必要となります。
このように説明すると、非常に難しく思えるかも
しれません。
そして、出来るイメージを持つことも簡単ではないかも
しれません。
だからこそ、1歩1歩コツコツと積み上げていくほか
ないのです。
でも、安心してください。
試合に負けた相手を分析して、同じパターンで負けない
ようにし続けることが出来れば、同じ相手に負け続けた
まま終わることはなくなります。
その分析は勿論のこと、相手に対応する力は努力次第で、
手に入れることが可能です。
下記のページをご覧いただければ、それも分かるかと
思います。
こちら